わが国の医薬品産業を取り巻く環境は、グローバルな競争環境下での画期的新薬創出への要求をますます高める一方、政府のより低価格で高品質なジェネリック医薬品の使用促進政策に対する課題は新たなステージに入り、新たに医療費抑制のために中間年の薬価改定が盛り込まれた薬価制度改革が実施され医薬品に関わるビジネスマネジメントにも大きな影響をおよぼそうとしています。これらの環境変化の中、ブランドメーカー、ジェネリックメーカー、さらにCMOのすべてに関係する医薬業界の構造変化が目まぐるしく起きています。

 今回15回目を迎えます「新製剤技術とエンジニアリングを考える会」主催の本講演会では、このような激動の医薬品業界における製剤開発をフォローアップする新技術とエンジニアリングを皆様と共に考えたいと思います。

 製薬企業のトップマネジメントから見た世界における日本の製薬企業の戦略や技術開発を含む将来展望についてのご講演を、ベーリンガーインゲルハイムジャパン株式会社代表取締役社長のトーステン・ポール先生と中外製薬工業株式会社代表取締役社長の田熊晋也先生より、また、独立行政法人医薬品医療機器総合機構の尾山和信先生より先駆け審査制度についてのご講演をお願いしました。

 固形製剤製造にパラダイムシフトを起こしつつある連続生産に焦点をあてたご講演を米国FDAからのご講演を含む4演題、大いに期待と注目が集まるiPS細胞による再生医療に関するご講演を大阪大学大学院助教の大家義則先生に、また各種エマージングテクノロジーや小児製剤に関するご講演、さらにはBCSの提案者であるミシガン大学のゴードン・アミドン先生にBCSの新しい展開や、メルクのクリスティーン・ムーア先生によるブレークスルーセラピーと審査迅速化のレギュラトリーに関する貴重なご講演など、今年も国内外から14名のトップスピーカーをお招きして、7 月19日(水)~ 20日(木)の2日間にわたり、東京 品川インターシティホールにて「第15回技術講演会」を開催する運びとなりました。

 また、『(財)新製剤技術とエンジニアリング振興基金』による、「製剤開発」「製剤技術」「製剤プロセスエンジニアリング」等の発展に顕著な貢献をされている研究・技術者および若手研究技術者を対象にした平成28年度後期の『研究助成金授賞式』を予定しております。若手研究者育成事業として若手研究者の講演会へのご招待・発表の機会も予定しています。

 皆様の多数のご参加をお願い申し上げます。

                            主催「新製剤技術とエンジニアリングを考える会」 会長 川嶋 嘉明
                                  共催 株式会社パウレック 代表取締役社長 夏山 晋

7月19日(水) 場所:品川インターシティホール
  10:00 『開会の挨拶』
      1 10:10~

尾山 和信

10:55 独立行政法人 医薬品医療機器総合機構
  再生医療製品等審査部 主任専門委員
  『先駆け審査指定制度-再生医療等製品の品質の課題と論点』
      2 10:55~

Niklas Sandler

11:40 Professor, Pharmaceutical Sciences Laboratory, Åbo Akademi Univeristy
  『テーラーメイドの原薬と製剤製造のためのエマージングテクノロジー:
3Dプリンティング技術』
    Lunch Time(60分)
      3 12:40~

Lawrence De Belder

13:25 Senior Principal Engineer, Technical Operations, Janssen Supply Chain
  Johnson and Johnson
  『既存薬および新薬への連続生産を導入するための検討』
     4 13:25~

石本 隼人

14:10 エーザイ株式会社 メディスン開発センター 
PST機能ユニット 製剤研究部 主幹研究員 
  『エーザイにおける連続生産実用化への取り組み』
    Coffee Break(20分)
  14:30~ 一般財団法人 新製剤技術とエンジニアリング振興基金
~ 研究助成金 目録贈呈式
     5 14:40~

Gordon L. Amidon

15:25 Professor, Department of Pharmaceutical Sciences
  The University of Michigan, College of Pharmacy
  『BCS (生物薬剤学分類システム)とそのサブ分類: in Vitroでの溶解性予測法』
     6 15:25~

東條 健

16:10 日本新薬株式会社 小田原総合製剤工場 製造企画部 専任課長
  『コンテインメント対応工場設計におけるリスクマネジメントの実践』
     7 16:10~

トーステン・ポール

17:25 ベーリンガーインゲルハイムジャパン株式会社 代表取締役社長
  『日本市場における多国籍製薬企業の競争戦略 –激変のバリューチェーン-』
    Break(20分)/会場移動
  17:25~ 交流会
19:25
7月20日(木)
     1 9:50~

Sharmista Chatterjee

10:35 Division Director, Process Assessment II
  Office of Process & Facilities (OPF), U.S. Food and Drug Administration
  『バッチ生産から連続生産への転換におけるFDAの視点』
     2 10:35~

大家 義則

11:20 大阪大学大学院医学系研究科 脳神経感覚器外科学(眼科学)、助教
  『角膜上皮の再生医療』
     3 11:20~

Donald Barbieri

12:05 Technical Products Manager, Marketing, SPI Pharma
  『さまざまな個別の服薬ニーズを満たすための患者にやさしい製剤設計』
    Lunch Time(50分)
     4 12:55~

Christine M. V. Moore

13:40 Executive Director and Global Head, CMC Policy
  Merck, Sharp and Dohme Corp.
  『ブレークスルーセラピーと審査迅速化に関する世界の規制当局の取り組み』
     5 13:40~

田熊 晋也

14:25 中外製薬工業株式会社 代表取締役社長
  『中外製薬における抗体医薬品開発と生産の現状ならびに将来展望』
    Coffee Break(20分)
     6 14:45~

佐藤 嘉信

15:30 武田薬品工業株式会社 ファーマシューティカル・サイエンス
フォーミュレーション・デベロップメント 主席研究員
  『固形製剤の連続生産プロセス導入に向けた技術検討』
     7 15:30~ 小島 宏行
16:15 アステラス製薬株式会社 製薬技術本部 製剤研究所 経口剤設計研究室 室長
  『製薬企業における小児製剤開発の取組み~アフリカの子供たちにクスリを届ける~』
  16:15 『閉会の挨拶と来年度の計画について』

 


日時 2017年7月19日(水) ~ 2017年7月20日(木)  
会場
〒108-6105 東京都 港区港南2-15-4
TEL:03-3474-0461
周辺の駅から品川インターシティへのアクセス
●東海道新幹線 品川駅より徒歩5分
●JR品川駅より徒歩6分
●京急品川駅より徒歩8分
●京急本線 北品川駅より徒歩10分
参加費 要旨集/交流会費 6,000 円 (講演の参加費は無料)
定員 450名 (定員になり次第締め切らせていただきます)
対象
主催 新製剤技術とエンジニアリングを考える会
共催 株式会社パウレック
協賛 (社)日本薬学会 (社)日本薬剤学会 (社)日本粉体工業技術協会 粉体工学会 日本DDS学会 (社)製剤機械技術学会 ISPE日本本部 (社)日本PDA製薬学会
内容
備考 [お持物]
・お名刺 2枚
・受講票 (※お申込み完了のメールにて受講票のURLをご案内いたしております)

●学生の方は講演会・交流会ともに無料でご参加いただけます。
  お申込み後事務局までご連絡いただけますと幸いです。

お問合わせ

新製剤技術とエンジニアリングを考える会事務局 佐藤
TEL: 072-778-7304FAX: 072-778-7314
E-mail: info@sinseizai.com
住所:兵庫県伊丹市北伊丹8-121-1